特定調停に関するシンポジウム

日本弁護士連合会が主催する特定調停に関するシンポジウムに出席しました。

特定調停は,もともとは,個人で消費者金融等に多額の借入をした方が,裁判所に申し立てて長期分割払いを認めてもらう方法でした。

これを,事業の再生に利用しようとするもので,最近実例が増えてきつつあります。

銀行等の債権者に対して,債務者企業の情報を積極的に開示しつつ,返済計画案に同意を得るという話合いの側面と,裁判所がお墨付きを与えることで,損金処理や税金面の問題をクリアできるという手続きです。

銀行や信用保証協会の方も出席し,盛大に行われました。