愛知県弁護士会主催の研修に行ってきました。
公判前整理手続という、刑事裁判が始まる前に、証拠や主張を整理する手続に関するものです。
会場のすぐ近くに護国神社がありました。
債務整理と保険
自宅の郵便に県民共済の案内が入っていました。
保険は、弁護士が借金の整理をする際には、解約した際に返ってくる解約返戻金(かいやくへんれいきん)というお金が重要になります。
解約返戻金が30万円ある保険は、30万円の財産と扱われるのが原則です。また、解約返戻金がある保険には、契約者貸付といって、解約返戻金のうち7、8割程度まで生命保険会社から借入ができるものもあり、債務整理に利用できる場合もあります。
破産する場合は保険を残すことができないとお考えの方もいらっしゃいますが、掛け捨ての保険であれば残すことができるのが原則ですし、解約返戻金のある保険でも、残すことができる場合もあります。
債務整理をする際に保険を残すことができるかの詳細は、こちらをご覧いただくとともに、弁護士にお尋ねください。
火縄銃のある空港
今日もセントレアに行ってきました。
5回行って始めて気付いたのですが、セントレアの一階に中部武将館という施設が入っています。
織田信長や徳川家康が使っていた甲冑や火縄銃を無料で見ることができるという、戦国時代マニアの弁護士にとって非常に魅力ある施設です。
保釈保証制度
刑事事件で勾留されている被告人が保釈を受けるためには、保釈保証金を用意するのが原則です。
保釈保証金は、事案により異なりますが、おおむね100万~300万円ほどかかります。
被告人の多くは資力がないことから、保釈を受けられないという事態になりかねません。
そこで、被告人の親族などが、裁判所の定める金額の1割を納めれば、弁護士会の協同組合が保証することで、保釈が認められうる制度が創設されました。
しかし、裁判所がその運用を認めるのか等課題は多いと思われます。
小倉城
破産事件の開始前審尋のため、福岡県の小倉の裁判所に行ってきました。
破産事件の特徴として、地域ごと(裁判所ごと)に運用が異なる点が挙げられます。
私がよく申立てをする、愛知、三重、岐阜の運用は、名古屋本庁の運用をベースに少し変更を加えたもののようです。
それが福岡になると、破産しても残すことのできる財産の基準が違うなど、様々な違いを実感することになります。
自己破産の詳細は、こちらをご覧ください。
開始前審尋の後は、小倉市内や近くの門司港などを観光してきました。
債権者集会
名古屋地裁豊橋支部に債権者集会に行ってきました。豊橋には、プロバスケットボールチームがあるらしく、市を上げて応援しているようです。
破産事件で行われる債権者集会には、管財人弁護士、申立てを行った弁護士、、破産する方は出席する義務があります。
債権者は、取引先や個人の方でなければ、来ないことが多いです。
破産する方はほとんど発言せず、10〜20分程度で終わるのが一般的です。
破産事件の流れ等については、こちらをご覧ください。