名古屋地裁一宮支部に行ってきました。一宮駅に「いちみん」なるものが登場していました。
弁護士なら、裁判所の民事第一部を思い出してしまいますが、この青と緑は何をモチーフにしているのでしょう?
個人再生後に支払いが苦しくなった場合
個人再生をした方が、支払いが苦しくなった場合、再生計画の変更で、返済期限を最長2年間延長して、毎月の返済額を少なくすることも可能です。
また、個人再生で減額された額の4分の3まで返済していた場合は、残額を免除してもらえる場合もあります。
ただし、いずれも細かな要件がありますので、個人再生後に支払いが苦しくなった場合は、弁護士にお気軽にご相談ください。
マウントゴックスの民事再生
ビットコインの取引仲介業者である㈱MTGOXが,東京地裁に民事再生の申立てをしました。
民事再生は,債務を減額して返済する再生計画を定め,債権者多数の同意を得て事業を再生する手続きです。
本来民事再生手続では,手続きの直前に財産が一部の債権者に流れた場合等は,申立をした弁護士か管財人の弁護士が流出した財産を取り返すのが原則です。(「否認権行使」といいます。)
しかし,今回は,ビットコインがどこに流れたのか明らかでないし,信用が失墜したビットコインを取り返したとしても,現金に換えて債権者に分けることができないように思えます。
一般のユーザーに何らかの救済が施されるのか注目です。
3月
今日から3月ですね。
名古屋は春らしい暖かさです。
弁護士の世界では,3月は会社の倒産事件が多いイメージです。
会社の事業再生や破産を扱う弁護士としては,1年で最も忙しい月です。しかし,会社の経営が苦しい方は,お気軽にお問い合わせいただければと思います。